現在、最も広く一般に利用されている地盤調査方法は、SS試験(スウェーデン式サウンディング試験)です。この手順を解説します。
試験機の原理
試験には、先端にスクリューがついたロッド(重さ5kg)を使用します。このロッドにおもりを載せた状態で地面に貫入し、一定の深さまで貫入するのに費やした回転数を記録していきます。
柔らかい地盤ほど簡単に貫入できるので、回転数が少なくなり、固い地盤ほど回転数が多くなります。
調査ポイント
通常、建物の配置の4隅と中心の5つのポイントで調査します。
建物の大きさや形状によっては、このポイントが増えることがあります。
試験の手順
- ロッドを調査ポイントに設置し、5kg(ロッドのみ)、おもりをのせて15kg、25kg、50kg、75kg、100kgで自沈*しないか確認します。
- 100kgで自沈しなければ、おもりを載せたままハンドルを回転させ、25cm ずつ貫入して回転数を記録します。
- 固い地盤(支持層)に到達するまで(最大10m程度)ロッドを継ぎ足し、25cm貫入ごとに回転数を記録します。
※自沈:スウェーデン式サウンディング試験において、回転を与えなくてもおもりの荷重だけで、試験機先端が地面に沈むことで、地盤の軟弱度合いを表す。
